ポケモンの能力

今日は、いままで(゚Д゚)ハァ?ってかたでも、ちゃんと読んでいただければわかる内容です。
いままでの疑問も解消することかと思います。


ポケモンの能力の計算式


HP:(種族値×2+個体値努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10

→例 ノクタス種族値は70、個体値の最大は31、努力値は255までふれる(実際は252)なので、計算式に当てはめてみます。レベルは50とします。

(70×2+31+252÷4)×50÷100+50+10=234÷2+50+10=177

というわけでHPの最大値は177になります。
なぜ努力値を255ではなく252振るのかというと、計算式を見ていただければわかるとおり、努力値は÷4され、あまりは切り捨てられます。255に最も近い4の倍数が252というわけです。

しかし、この場合252÷4=63ですので、個体値は奇数でないとカッコ内の合計が奇数になり、50レベルでは÷2されるので、あまりが出て無駄になります。つまり、62×4=248振ったときと同値になるので、個体値が偶数の場合は252振るくらいなら無駄のない248振るというわけです。

また、努力値は各能力255まで振れますが、その合計は510までなので、特化するならどれか2つまでです。そうすると510−252−252=6となり、あまりが出ますがこれもちゃんと振ります。個体値が奇数のところに振ればカッコ内の合計が1増えて偶数になるので、
実数値として1増えるわけです。
たかが1と思うかもしれませんが、1で倒されるか耐えるか変わることもありますので、忘れずに振るべきです。




次にHP以外の、攻撃・防御・特攻・特防・素早さの計算式です。


{(種族値×2+個体値努力値÷4)×レベル÷100+5 }×性格補正


HPとカッコ内は同じですが、そのほかが違います。

→例 ノクタスの攻撃種族値は115で、個体値は31、努力値は252振ったものとします。
そして性格は攻撃が1.1倍になる意地っ張りとします。性格補正については後ほど。

{(115×2+31+63)×50÷100+5}×1.1=(324÷2+5)×1.1=167×1.1=183.7(0.7は切捨てするので実数値は183です。)

これも上の252ルールが適用されます。カッコ内の計算方法は同じですからね。






性格補正とは?
 

ポケモンにはそれぞれ性格ってありますよね?
実はその性格によって1.1倍される能力と、0.9倍される能力が存在します。

下記の対応表を見ていただければわかると思います。

    上がる能力  攻撃    防御    特攻    特防    素早さ
下がる能力

攻撃         ×     ずぶとい  ひかえめ  おだやか  おくびょう

防御         さみしがり ×     おっとり  おとなしい せっかち

特攻         いじっぱり わんぱく  ×     しんちょう ようき

特防         やんちゃ  のうてんき うっかりや ×     むじゃき

素早さ        ゆうかん  のんき   れいせい  なまいき  ×

見にくくてすいません。



※まじめ・きまぐれ・がんばりや・すなお・てれやは能力補正がありません。



例えばいじっぱりなら、攻撃が1.1倍され、特攻が0.9倍されます。

攻撃が高く特攻が低いポケモンギャラドスなど)は、特攻が0.9倍されて攻撃が1.1倍されるいじっぱりや、特攻が0.9倍されて素早さが1.1倍されるようきなどがいいですね。

また、アグノムなど、攻撃も特攻も高く、どちらの技も用いたい場合は、防御か特防が0.9倍されるむじゃき・せっかち・やんちゃなどがいいでしょう。




まず個体値ってなんなんだ?




そう思う人もいると思うので、簡潔に説明します。

個体値という言葉は公認されているわけではありません。


同じ種類の、同じレベルの、同じ性格のポケモンでも能力が違うことがありますよね。
そのように、まったく同条件でも個々のポケモンには能力の差があります。これは個体値が影響しているからです。

個体値は0~31まであり、上の計算式に当てはめればわかるとおり、高ければ高いほど良いわけです。だから僕ら?は個体値の高いポケモンをつくるために、日々タマゴを孵化するわけです。また、個体値が31のことをV、30のことをUって呼んだりします。

そこで、なぜタマゴ孵化と良い個体値が関係するのかと思う人もいると思います。それは、
タマゴは親からの個体値を3つまで受け継ぐんです。だから、親が2匹合わせて3V(個体値31の能力があわせて3つ)でも、頑張れば子供1匹で3Vになるんです。だからタマゴ孵化は良い個体値を持ったポケモンを作り出すには有効なんです。

しかし、そうそうその3つが遺伝するわけではありません。親の能力は合わせて12個ありますから、そのうちの特定の3つを遺伝する確率は・・・皆さんわかりますよね。
だから、お目当ての個体値を持ったポケモンがくるまで孵化をし続けているんです。



また、トリックルームという技があり、これは素早さが遅いポケモンから行動できるという夢のような技です。意外と、攻撃は高いけど素早さが遅くて活躍できないというポケモンは多いので、この技を使えばそいつらが主役になれるわけです。この技を主軸にしたパーティーをトリパ(トリックルームパーティー)といいます。

そうなると、遅いもの同士での、素早さの遅さ合戦が起こります。素早さが遅ければ遅いほど良いわけですから、素早さの個体値は0であったほうがいいわけです。そのことを逆Vって呼んだりします。

ここでタマゴ孵化は便利なんです。別にVだけを遺伝する必要はないんです、逆Vだって親が逆Vならば遺伝します。なので、トリパのポケモンたちはとりあえず攻撃Vと素早さ逆Vを遺伝することが目標となるので、それを狙って孵化をし続けるわけです。



最後に、個体値は捕まえたり孵化したりしたそのときから絶対に変わりません。だから個体値の差はおなじ努力値を振った場合埋まりません。それも個体値を厳選する理由です。




種族値ってなんなんだ?


そう思う人、いると思います。

種族値という言葉は公認されているわけではありません。



これはポケモンごとに設定された値です。ノクタスノクタスならばどちらも種族値はまったく同じです。

具体例を挙げてみましょう。

どのハピナスもHPが高いのは、ハピナスのHPの種族値が高いからです。
どのカビゴンも素早さが遅いのは、カビゴンの素早さの種族値が低いからです。

こうゆうことです。



努力値ってなんなんだ?


疲れたので明日にでも。



これで大体わかっていただけたかと思います。
間違っている場所を発見した場合などはコメント欄にお願いします。